複葉機の張り線

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*材料と方法

1.金属線(真鍮、ピアノ線など)
2.テグス
3.糸
4.伸ばしランナー


1.金属線
接着時の汚れは少ない。
線の着色が一つのカギ。筆塗りすると均一の太さにならない可能性がある。
取り付け穴を線を張る方向に正しく開けないと、線が弛む原因となる。長さが短く、傾斜が垂直に近いほど向いている。

作例:ハセガワ、シーガル

真鍮線、接着は瞬間接着剤を使用。



2.テグス

a.直付け法
一方を接着後、ピンセットで引っ張りながら瞬間接着剤でもう一方を張る方法。
瞬間接着剤のご機嫌次第で上手くいったり行かなかったり。
奥まった部分など、接着箇所の処理が難しい。

作例:マッチボックス、ソードフィッシュ

04の黒テグスを使用。少し細すぎた気がする。


b.一筆書き法
昔、説明書(レベル1/72,ピーシューター等)や作例で紹介されていた方法。
張り線を一本の線で済ませる方法。手軽で線のたるみを押さえられる。
ただし、翼が上下張り合わせタイプしかダメ。一枚板で構成されたパーツには使えない方法。
塗装とか翼の接着面の処理については全く考慮されていない。


3.ヒートン法
大阪レディーバードの上田氏から教わった方法。



細い金属線(入手が難しいときはオモチャのモーターの銅線を利用)をネジって作る。
材料をピンセットでつかみ、「L字」、または「J字」の治具でねじる。出来るリングは小さければ小さい程良い。
私は「L字」の治具は直径0.25mmの真鍮線と0.2mmのピアノ線を使っている。
治具はピンバイスで挟んで使っても良いが、私は爪楊枝に付けて専用化した。
太い糸を使うときは0.3mmくらい有った方が糸を通しやすい。
糸はそのままではリングの穴に通しにくいので、瞬間接着剤を先端の一部に染みこませ、更に斜めに切り落とすと良い。


自作ヒートンはこんな感じ!

これは撮影用の模型。実物は小さすぎてカメラで撮れなかった。



「張り線」は縒ったワイヤーなので、テグスより糸の方が感じが出ると、私は思います。
糸の色はダークグレーを使っています。
どんな糸でも良いですが、「毛羽立ち」の無い糸を選びます。
「レジロン」のミシン糸がお勧めです。



作例:マッチボックス、シスキン

これは、塗装後ヒートンを埋め込んだと思う。そして線を張る。



作例:フジミ、零観

これはヒートンを埋め込んだ後に塗装をした。


4.伸ばしランナー
これの長所は材料の入手が簡単なこと。
好きな太さの線を作れるが、同じ太さにするにはそれなりの苦労がある。
接着に普通のプラモ用の接着剤が使えるのも利点。
ただ、細くすると強度が弱くなり、破損しやすいのが最大の欠点。
太くて短かな線意外、私は最近使わない。

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